B767-281(クハ415-1901) | 京浜東北線(けいひんとうほくせん)は、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から、東京都千代田区の東京駅を経由して神奈川県横浜市西区の横浜駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行する電車線の運転系統の通称である。大宮駅 - 東京駅間は東北本線の、東京駅 - 横浜駅間は東海道本線の一部である。駅ナンバリングで使われる路線記号はJK。, 運行形態は横浜駅 - 磯子駅 - 大船駅間の根岸線と一体であり、合わせて京浜東北・根岸線と呼ばれる場合や、根岸線も含めて「京浜東北線」と記載される場合もある。以降、必要に応じて根岸線区間も含めた大宮駅 - 大船駅間の状況について記す。, 東京の都心を南北に縦貫し、北は埼玉県さいたま市、南は神奈川県横浜市・鎌倉市まで結ぶ。ラインカラーはスカイブルー(■)で、車両の車体帯の色や駅施設などにおける案内に使用されている。, 1914年(大正3年)12月20日の東京駅開業と同時に「京浜線」として東海道本線東京駅 - 高島町駅(現存せず)間で開始された電車運転が起源であり、その後北は東北本線大宮駅、南は根岸線大船駅まで運行区間が延伸されて1973年(昭和48年)に現在の運行形態となった。2014年には運行100周年を迎えた。, 「京浜東北線」の名称は、その運行区間である東京と横浜間を結ぶことに拠る『京浜』と、東北本線の電車線であることに拠る「東北」からなる(名称の経緯は「#歴史」節も参照)が、これは旅客案内上の通称であり、正式な線路名称は東京駅 - 横浜駅間が東海道本線、東京駅 - 大宮駅間が東北本線である。一般的には運営事業者(JR東日本)はもとより、国土交通省や関係する各鉄道事業者、マスメディアなどが『京浜東北線』の名称を使用するため、この名称が定着している。そのためか、一部の乗換案内では省略されている。[注 1], 長い間東京の中心部を南北に縦断し埼玉県域と神奈川県域を結ぶ唯一の鉄道運行系統であったが、2001年の湘南新宿ライン運行開始、東京都心の地下鉄線と郊外の鉄道各線との直通運転実施[注 2]、2015年に上野東京ラインとして開始された東北本線と東海道本線間の中距離電車の相互直通運転[報道 1]、さらには2019年11月末の埼京線・川越線と相模鉄道の相互直通運転開始等により、京浜東北線の縦貫線としての役割は分散されている。, 山手線が並行する田端駅 - 品川駅間は旅客営業規則の定める「東京山手線内」に含まれ、区間外よりも安い運賃体系となっている。, 大宮駅 - 横浜駅間では、京浜東北線は東北本線・東海道本線の電車線として全区間で独立して走行できる専用の複線が確保されている。田端駅 - 品川駅間では、東京都心を環状運転する山手線と並行するが、このうち品川駅と高輪ゲートウェイ駅以外では、同線と同一ホームでの乗り換えが可能な方向別配線となっており、旅客の利便性が図られている。また全区間で、主要駅のみに停車する中距離電車の系統である宇都宮線・高崎線・東海道線(上野東京ライン、東北本線・東海道本線の列車線)に対する各駅停車としての役割を担っているが、これらの路線との接続は図られていない。, 一般的に日本の鉄道では当該路線の起点駅から離れていく列車を「下り」、その逆を「上り」としているが、東北本線と東海道本線の起点となる東京駅を挟んで運転する京浜東北線にはこの定義は当てはまらない。したがってJR内部では大船方向への電車を「南行」(なんこう・みなみゆき)、大宮方向への電車を「北行」(ほっこう・きたゆき)と呼んで区別している。ただし、旅客案内上は原則として「大船方面行」「大宮方面行」などと表現される(他の同様な例はダイヤグラムを参照)。, 大宮駅 - 大船駅間を直通運転する系統と、途中駅の南浦和駅・赤羽駅・東十条駅・上野駅・蒲田駅・鶴見駅・東神奈川駅・桜木町駅・磯子駅が始発・終点となる系統がある。車両基地の存在や折り返し設備の関係で、浦和駅・川崎駅・横浜駅などの主要駅より1駅手前までの運行となる電車が多く運転されていることが特徴である。, 朝夕ラッシュ時は約2 - 3分間隔、日中時間帯は5分間隔(1時間に12本)で運行されている。ただし、大宮駅 - 南浦和駅間および蒲田駅 - 横浜駅 - 磯子駅 - 大船駅間では運行間隔が広がっている時間がある。日中時間帯は全列車が快速(後述)として運行されている。, 早朝・深夜以外(日中時間帯が中心)は東神奈川駅 - 桜木町駅・磯子駅・大船駅間で横浜線の電車(8両編成、列車番号末尾K)と線路を共用するが、運転系統と使用車両は相互に独立している。, 日本国有鉄道(国鉄)からJR東日本に移行後の1988年3月13日一本列島ダイヤ改正より山手線と並行する田端駅 - 田町駅間で日中(10時30分 - 15時30分ごろ)に快速運転を開始した。この「快速」は各駅に停車する山手線電車に対する快速であり、当該時間帯は京浜東北線の全電車が快速となる。全駅とも追い抜き設備がないため京浜東北線電車同士の追い抜きは行われない。, 運転開始当初の田端駅 - 田町駅間での途中停車駅は上野駅・秋葉原駅・東京駅であった。その後、2002年3月のJR東日本による東京モノレールの買収により、同年7月14日から東京モノレール羽田空港線との乗り換え駅である浜松町駅にも停車するようになった[9]。品川駅は京浜東北線と山手線が別ホームとなっており相互乗り換えに階段などを使用する必要があるため、隣の田町駅が快速運転開始当初から停車駅となっている。2015年3月14日のダイヤ改正にて、新たに神田駅を停車駅に追加し、中央線快速との乗り換えの向上を図り、この日の上野東京ラインの開業に合わせて、土曜・休日ダイヤでは御徒町駅にも停車するようになった。, 年末年始(例年12月26日 - 翌年1月4日)は特別ダイヤを設定して快速運転を中止し、終日各駅に停車する体制を取っていた。しかし、2015年3月のダイヤ改正で前述の御徒町駅の土曜・休日ダイヤにおける快速停車化に伴い、2015年12月30日から2016年1月3日にかけても引き続き快速運転を行っている(これは2016年度以降も同様[16])。なお、快速運転時間帯に山手線で人身事故などによる運転見合わせやダイヤの乱れが起きた場合などは快速運転を中止して各駅に停車することがある。, 田端駅 - 浜松町駅間以外では終点まで各駅に停車するため、電車の行先表示機は始発駅から快速運行区間終了まで「快速」の表示で運行されるが、快速運行区間を過ぎると「各駅停車」表示へ変更される。, E233系1000番台(10両編成)を使用し、保安装置は全線ATC方式となっている。2003年12月21日より南浦和駅 - 鶴見駅間でデジタル式ATC (D-ATC) が導入され、日本国内の在来線鉄道では初の事例となった。この結果、翌2004年3月13日のダイヤ改正で朝のラッシュ時に上下各2本の増発が実施されている。なお、2009年8月14日にはD-ATCが全線に拡大された。, 列車番号は、3-4桁の数字とその末尾にA-Cのアルファベットが付き、最初の3-4桁の数字の上2桁(時間帯により1桁)は始発駅の発車時間帯(24時制)を表し、下2桁は運用番号となる方式を採用している。運用番号は01から始まり、南行電車では、下1桁に奇数を用いた運用番号となるが、北行電車では、その運用番号から1を減じた偶数を用いた列車番号となっている(東海道本線と列車の方向と列車番号の奇偶数を合わせるため)[注 4]。末尾のアルファベットは、運用当日の出庫場所によって異なり、Aはさいたま車両センター・元下十条運転区にある留置線から出庫の運用、Bは大船・磯子・桜木町・上野・大宮を始発駅とする運用と鎌倉車両センターの磯子派出所・東神奈川派出所から出庫の運用、Cは大田運輸区(旧蒲田運輸区)の留置線から出庫の運用となっている。, 1988年の快速運転開始以前は、保線工事の間合いを確保するため、平日の日中時間帯に田端駅 - 田町駅間で複々線の片方を使用停止し、どちらか一方の線路に京浜東北線と山手線の電車が交互に運転され、運転線路も1か月ごとに交代していた。この区間の各駅ではホーム上の路線案内看板の「番線」表示が矢印付きの切り替え式(例えば「[5]←|[5]←」「[5]←|→[6]」「→[6]|→[6]」のように島式ホームのどちら側にも表示できる)となっていて、時間帯や月によって案内を変更していた。, 現在でも年に数日程度「リフレッシュ工事」と称してこの区間で山手線と京浜東北線の保守点検作業を日中に実施して2線が同一線路で運転を行うことがある。この場合京浜東北線は全列車が各駅停車で運行され、田端駅 - 東京駅 - 田町駅間で山手線と交互に同一の線路上を走行する。実施日は晴天率が高い9月末 - 10月の平日となることが多い。それに対応して、この区間では山手線11両編成化の後に京浜東北線のホームも11両編成が停車可能なように改築されたほか、前述区間の発車標には種別表示に「山手線」か「京浜東北線」を表示して対応している。また山手線のホームドアも京浜東北線のE233系10両編成が停車しても支障がないように設置されている。, 京浜東北線は、車体にスカイブルー(■)の帯を巻いた電車で運転されている。所属車両基地はさいたま車両センター(2015年3月13日までは浦和電車区)である。, E233系導入過渡期の光景:京浜東北線用209系0番台(左)とE233系1000番台(下十条運転区), 京浜東北線の電車は2010年1月25日以降、すべて片側4扉車両10両編成となっている。, 2010年4月19日より、平日朝通勤時間帯の大宮駅→東京駅の全電車(東京駅到着7:30 - 9:30)、大船駅→品川駅の全電車(品川駅到着7:30 - 9:30)の3号車を女性専用車両に設定している[報道 3]。, 2024年度のワンマン運転開始に合わせて、新型車両の導入が検討されている[15]。, 京浜東北線用209系ウラ24編成(2006年8月29日 東京駅 - 有楽町駅間)。この編成は京浜東北線での運用終了後に南武線へ転用された後、BOSO BICYCLE BASEに改造された。, 京浜東北線は近年ダイヤの乱れが多く、そのうち人身事故の発生件数で見ると2004年 - 2008年は中央線快速を上回っている(2006年は京浜東北線27件・中央線快速15件、2007年は京浜東北線38件・中央線快速29件)。また、209系の機器劣化による車両故障などのトラブルの多発や、大宮駅 - 横浜駅までの全区間が他の路線と並走しているため隣接する他路線のトラブルを起因とする京浜東北線のダイヤ乱れや運転見合わせが頻繁に発生したため、2007年12月からは故障に強いE233系1000番台にて車両を置き換えた。, 東海道線と並走する区間、特に大森駅 - 蒲田駅間の開かずの踏切である「学校踏切」は、2005年には、早朝の人身事故の影響によるダイヤの乱れにより長時間開かなかった当該踏切を強行横断した女性1人を撥ねる人身事故が発生し、マスメディアに取り上げられた。, 2019年度の混雑率は、北行(大井町 → 品川間)で185%、南行(川口 → 赤羽間)で173%である[20]。, 1975年の時点で10両編成、毎時24本の高頻度運転がなされており、当時はこれ以上の輸送力増強は極めて困難とされていた。南行の最混雑区間は2014年度まで上野 → 御徒町間だったが、同区間の混雑率は2002年度まで毎年230%を越えるほどの激しい混雑であった。日本の鉄道路線でも、並走する山手線とともに首都圏で最も混雑率が高い路線となっていた。宇都宮線、高崎線、常磐線の3路線が上野駅発着であり、東京駅を縦断する路線が当路線と山手線のみだったことも混雑に拍車をかけていた。, 2003年に保安装置がD-ATCに更新されたことにより本数の増加が可能になり、2004年のダイヤ改正でラッシュ時の本数が2本増発されて毎時26本となった。2007年度から広幅車両であるE233系1000番台を導入すると1車両あたりの定員も増加し、2009年度は南行の混雑率が198%となり、初めて200%を下回った。上野東京ラインの開業後は上野 → 御徒町間の輸送人員が大幅に減少し、2015年度から南行の最混雑区間は川口 → 赤羽間に変更となった。, 品川駅から鶴見駅までの各駅は一日平均乗車人員が8万人を越えており、特に大井町駅と蒲田駅は東海道線が停車しない駅でありながら一日平均乗車人員が10万人を越えている。また、赤羽駅から大宮駅までの各駅は与野駅を除いて一日平均乗車人員が5万人を越えており、西側に並走する埼京線と比較しても乗車人員が多い。最も乗車人員が少ない駅は上中里駅であり、東京都区内にありながら一日平均乗車人員は1万人を割り込んでいる。, 以下では、京浜東北線の設置駅と快速停車の有無、接続路線、所在地などの一覧を、北側(大宮駅)から南側(横浜駅)に向かって記す。駅ナンバリング(駅番号)は大船駅を起点(JK 01)としている。, 運転系統 : 東海道線 - 横須賀線 - 湘南新宿ライン - 上野東京ライン - 京浜東北線 - 山手線 - 相鉄・JR直通線貨物線・支線 : 東海道貨物線 - 品鶴線 - 高島線, 静岡地区 - 名古屋地区貨物線・支線 : 名古屋港線 - 稲沢線 - 美濃赤坂線 - 沼津港線(廃線) - 西名古屋港線(名臨高に移管) - 南方貨物線(未成線), 琵琶湖線 - JR京都線 - JR神戸線 / 京阪神快速 - 京阪神緩行線貨物線 : 北方貨物線 - 梅田貨物線 - 大阪貨物ターミナル線 - 神戸臨港線(廃線), 旧東海道本線 : 根岸線(横浜駅 - 桜木町駅) - 御殿場線(全線) - 奈良線(稲荷駅 - 京都駅) - 清水港線(清水駅 - 三保駅)新幹線 : 東海道新幹線 - 山陽新幹線(新大阪駅 - 新神戸駅), 東海道線〈東海道本線〉 - 横須賀・総武線(快速)〈横須賀線〉 - 京浜東北線・根岸線 - 横浜線* - 南武線* - 鶴見線 - 山手線 - 中央線(快速) - 青梅線 - 五日市線 - 中央・総武線(各駅停車) - 宇都宮線〈東北本線〉 - 高崎線 - 埼京線〈一部区間赤羽線〉 - 常磐線(快速) - 常磐線(各駅停車) - 京葉線* - 武蔵野線* - 湘南新宿ライン - ■上野東京ライン - 相鉄線直通列車(*印は「東京メガループ」), ■■川越線 - ■相模線 - ■八高線 - 伊東線 - ■常磐線 - 中央本線, ■ 総武本線 - ■成田線 - ■鹿島線 - ■外房線 - ■東金線 - ■内房線 - ■久留里線, ■八高線 - ■信越本線 - ■上越線 - ■吾妻線 - ■両毛線 - ■水戸線 - ■日光線 - ■烏山線, 1929年頃の桜木町駅付近。横浜駅移転に伴い、1930年に旧神奈川駅から旧横浜駅(2代目)までの線路を付け替え。, 田端 - 赤羽 - 池袋には区間外乗車の特例がないため、通常の乗車券では上野方面から池袋方面に乗り換えることはできない(田端 - 赤羽が重複乗車となる)。, 東京駅 - 有楽町駅間を含む定期乗車券や特別企画乗車券などの利用を除き浜松町・新橋方面からのみ乗り換え可。, 例えば、南行電車の運行番号が47で運行されていた場合、折り返し北行電車として運行される場合には、運行番号が46となる。, 先行列車は固定閉塞で捕捉するが、自列車は閉塞単位で減速・停止するのではなく、先行列車のいる閉塞の手前で停止するように制御される。JR東日本では同項第3号による方式と合わせて「ATC方式」と呼称している。, JR東日本、11月16日に山手線と京浜東北線で線路切換工事に伴う運休 高輪ゲートウェイ駅開業に向けた工事の一環, http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf, https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200407_ho01.pdf, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=京浜東北線&oldid=80187272, 東京駅の開設とともに京浜線電車の運行が開始されたが、準備不足により開業日早々に来賓を乗せた下り電車が立ち往生するトラブルを引き起こした。, 1925年11月1日に開業した東北本線の電車線である東京駅 - 田端駅間(山手線が環状運行で使用)に乗り入れ、また田端駅 - 赤羽駅間は東北本線列車線(複線)に添う形で建設された電車線(複線)を増設することによって運転区間が延伸された。, 現在のような京浜東北線の運行形態が始まる以前より、東北本線列車線(田端駅、王子駅経由)の上野駅 - 大宮駅間には、三等車のみで区間運行する列車が複数設定されていた。, 4月19日:平日朝の7時30分から9時30分までに東京駅に到着する南行、品川駅に到着する北行の電車に女性専用車両を設定。, 京浜東北・根岸線では1965年から1998年まで運用され、ATC対応や冷房付の同系列新造車両に入れ替えながら209系の量産投入まで長く主力として運用された。, 京浜東北・根岸線では1989年から1996年まで運用されていた。ただし、209系の量産投入までのつなぎ的な位置付けで、最大でも6本と少数勢力であった。, 接続路線名 : 東日本旅客鉄道の路線名は運転系統上の名称。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を記す。, 川口市は南浦和駅 - 蕨駅間でも通るが、この区間に駅はない。また、神田駅 - 東京駅の間で東京都, 東神奈川駅 - 横浜駅間について、横浜線からの根岸線直通列車は京浜東北線の線路を経由している。.

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