運動などストレス発散方法の大切さを説明する 心筋梗塞を起こした患者を看護するときには、 全身の循環状態の改善と、入院中・入院後の治療計画がスムーズに行われるように計画する 必要があります。 ここでは、「#1心臓組織循環減少リスク状態」と「#2非効果的治療計画管理」という看護診断をもとに、立案した内容をご紹介します。 -必要な場合はカロリー制限を行い、適正な体重を維持する様に説明する -皮膚や口腔内の清潔を保つ必要性を説明する(手洗いやうがいの必要性やその方法) ②既往歴(以下などの既往歴の有無)・脂質異常症・高血圧・糖尿病 (補足) 患者のライフスタイルに、発作の誘因因子や冠動脈の器質的狭窄を進行させている冠危険因子はないか情報収集する。, 冠危険因子は様々なものがあるが、脂質異常症、高血圧、喫煙は3大冠動脈危険因子である。また、糖尿病、肥満、ストレス、攻撃的な性格、閉経後の女性ホルモンの減少もリスクファクターである。これらの危険因子の有無を把握することで、患者の生活指導の内容を考えることが出来る。, 労作性狭心症は、労作により供給量以上に心筋の酸素量が増すことにより発作を生じる。しかし、過度な不安から必要以上に活動を制限することで運動能力(運動耐用能)を低下させてしまう。, ⑦指示された治療、日常生活の管理 (補足)長期にわたって自己管理する為には、ライフスタイルの修正が必要不可欠となる。患者にとってより良い方法を選択する為に、患者の生活背景や、社会的背景を把握していく。 狭心症は発作回数が増え病状が進行すると、心筋梗塞へ移行する危険性がある。予防のためには、患者が疾患をどのように認識しているかを把握する。また、患者が日常生活を送ることが出来るように、発作時の対応や発作の誘因をどの程度理解しているかを情報収取する。, ①栄養状態・身長、体重、BMI・偏食の有無・入院中の食事内容、食事摂取量・栄養状態のデータ(TC、TG、HDL-C、LDL-c等) (根拠)脂質異常症、高血圧、糖尿病は冠動脈の粥状動脈硬化の原因となる為、それらの疾患を理解することが重要である。コントロールが不良な場合には、その原因を明確にする。特に食生活との関連が大きい為、食習慣・体重コントロールの状態を把握していく。, ②排泄状態・排尿回数、性状、排尿異常・排尿支障因子・水分出納・排便回数、性状、排便以上・便通対策、排便支障因子 (補足) 排便困難があると努責が強くなり、発作を誘発する要因となる。そのため、排便状況を確認し、努責を書けずに排便できるように、必要に応じて下剤などで排便をコントロールしていく必要がある。また、和式トイレは腹圧がかかり、心負荷の増大をまねくので、様式トイレを使用する方が、死㎜負荷が少なくなるため、使用しているトイレの様式を把握する必要がある。, (補足)労作性狭心症はん、労作によって供給量以上の酸素消費量が増す場合に発作を生じる。しかし、入院中の環境はそれほど労作がかかる環境ではないため、問題は生じにくい。しかし、発作への不安から必要以上に労作を活動を制限することにより、運動能力(運動耐用能)を低下させるため、患者の活動状況を把握していく。, (根拠)冠動脈硬化による気質的狭窄や攣縮による狭窄が生じると心筋に酸素が供給されずに、心筋虚血が生じる。そのため、一過性の心筋虚血のみであれば細胞は影響を受けはするが回復可能である。しかし、狭心症発作が繰り返されることにより、症状が進行すると、心筋梗塞への移行のリスクがある。狭心症発作の頻度、胸痛の程度を把握していく。, (根拠)狭心症は、発作が無い時には心電図上に異常を示さない。確定・鑑別診断をするためにも狭心症を裏付ける根拠となるデータが必要である。狭心症発作がみられた場合には、標準12誘導心電図のデータが必要になる。, (補足)狭心症治療薬は発作時に使用する薬剤と発作を予防する薬剤に分けることが出来る。よって使用する薬剤を把握しておく。血行再建療法が必要になる場合は、患者が不安なく治療を受けられるように、必要なオリエンテーションを行う必要がある。, ①病態・疾患いつての知識・疾患、症状・発作時の対処方法・発作の誘因、病状の進行を促進する要因, (根拠)患者によって発作を起こす要因は異なるので、発作の起こる時間帯やどのような時に発作が起こるかを把握し、発作の誘因を分析する。, ②狭心症に対する捉え方●狭心症発作・狭心痛の程度・性状・部位・持続時間・頻度・前回発作時との差異の有無, ●他覚症状:・脈拍数、不整脈の有無・血圧・顔色・冷汗の有無・狭心症発作に対する不安・不安の訴えの有無・不安の内容, (根拠)狭心症発作は必ずしも胸痛を訴えるものではない。患者によって多様な表現をするため患者の表現をありのままにとらえ、早期に対応し、発作かどうかを判断していく。発作による苦痛を除去する為に医師からの指示薬(ニトログリセリンなど)を用いるなどの必要がある。, (補足)紹介発作の患者は胸痛により、今後の生活に不安を抱くことが多い。また、発作を繰り返している患者は心筋梗塞への移行に伴う生命の危機を感じ、予後に対する不安を抱くことがある。患者が発作に対してどのように感じているかを把握する。, (根拠)狭心症は壮年期以降の患者に多いことから、自己管理継続の為には家族や職場の人間の理解と支援が必要となる。また、高齢者は発作時に速やかな対応が出来ないこともあり、家族の対応を必要とすることがある。患者の仕事の内容を把握し、家族や職場の人々の認識や支援体制について把握する。, 患者の目標(成果目標) ・病状の進行防止策を生活の中に取り入れ、実践することが出来る。, 患者の目標(成果目標) ・適切に治療を受ける ・心筋梗塞が繰り返されることを予防することが出来る。, 患者の目標(成果目標) ・発作時に適切な対処をすることが出来る。 ・速やかな胸痛消失に向けた対処をすることで、不安を生じない。, #A 知識不足に関連した非効果的自己管理患者の目標(成果目標) ・病状の進行防止策を生活の中に取り入れ、実践することが出来る。, ①疾患に対する患者の言動 ②治療に対する患者の言動 ③指導中の患者の様子 ④入院中の患者の言動, (補足)新しい問題に直面した時、それに関する情報を収集・理解し、自分の生活に適応する事が出来れば問題解決となる。しかし、その能力を有していたとしても、学習意欲が無い場合や、支持された治療計画を日常生活に組み込むことが出来なかった場合は、必要な自己管理が行えていないことになる。患者の理解力、意欲、性格的要素、ライフスタイルなどの情報を収集、解釈していく。, ・喫煙、飲酒 ・高塩分の食事、塩分の過剰摂取 ・一日の活動量 ・体重コントロール ・排便コントロール ・環境上の寒暖の差, (根拠)日常生活の中で狭心症発作の誘因を除去し、病状の進行を予防し、個々患者の生活習慣, (補足)生活習慣の変更が必要になる場合、個別的なライフスチルの中で、より具体的な改善策を患者と共に思案し、支援していく。住環境や家族関係、社会的役割なども把握していく。, (補足)正しい知識と管理方法に基づき、患者自身が疾患をコントロールできるように援助する。そのためには、患者の生活を詳細に把握し、個別性を重視した関りが重要となる。患者がの理解を得あられているかはもちろん、看護師が行った指導の内容が患者に適していたかどうかを繰り返し評価していく。, ① 一方的にならないように指導する ② 患者自身の言葉で説明を言い換えて述べることが出来るような問かけ, (補足)患者の自尊心にはりょし、患者と共に利用可能であり、かつ現実的、具体的な情報を提供する。, ①ライフスタイルの修正には時間がかかること認め、励ます。 ③ 入院中の患者の行動を評価し、支持する。, (根拠)生活習慣を急激に変えることでストレスを生じやすい。そのため、自己管理意欲の低下をまねき、管理を放棄していしまう恐れがある。, (補足)よい行動を認めつつ、個々の患者にあった目標を設定し、意欲を損なわないようにする。, ①脂質異常症、高血圧、喫煙、糖尿病、肥満、ストレスなどの生活習慣を続けていくことがどのような結果につながるかにいて説明する。, (根拠)喫煙は一酸化炭素、ニコチンの影響で血管収縮、血液凝固機能亢進、動脈硬化促進などの原因となる。, (補足)日常生活の注意点とは、ライフスタイル上の危険因子は何であるかを患者自身が気付けることである。ライフスタイルを見直し、可能な範囲で長期にわたってできる方法を患者と共に考える。ライフスタイルの変更は、患者本人だけでなく家族や職場の協力必要になり、家族など周囲の人間も指導の対象となる。, (補足)入院中と自宅での食事との差異を明確にし、患者が自身の食習慣に気付けるようにする。また、実際に食事を作る家族も参加できるように配慮する。, ② 排泄・トイレと室内との温度差を無くすために、トイレにヒーターなどを設置するする。(特に冬季は早朝の排泄時に注意をする。), ③ 入浴 ・湯温、入浴時間(40前後で10分程度が理想) ・脱衣所と浴室の温度差に注意する, (補足)血圧、脈拍の著しい変化がない入浴は40℃の温度で10分間程度であり、組織内ガス分圧効果もよい。, ④ 生活習慣・室内外の温度差を最小化する・起床時に冷たい風に当たらないようにする・冷暖房の温度調節に注意する, (補足・根拠)運動負荷試験やトレッドミル検査の結果から、運動許容量に沿って指導していく。また、外出時は必ずニトログリセリンを携帯するよう指導する。, (根拠)性行為の際に生じる身体的・精神的負担が心臓に良くないことが多い。実際の負担は、早歩きやジョギングよりも少ないため、特に問題は生じない。性生活に関する相談は患者からしにくい内容であるので注意する。, (根拠・補足)狭心痛出現時のニトログリセリンの使用方法や保管、形態について、自己管理は出来るように指導する。, 不規則な生活やストレスは自律神経系への刺激や血液中のコレステロール増加につながりやすい。その為、狭心症発作の誘発因子となる。, (補足)狭心症にはいくつかのタイプがある。労作性狭心症のばあいは、労作や精神的興奮が発作を誘発し、安静時狭心症は労作とは無関係に発作が生じる。関zにゃの狭心症の発作時間と状況をアセスメントし、その患者に適した対処方法を指導する必要がある。, ① 狭心痛の程度、性質、部位、持続時間② 脈拍数、不整脈の有無、血圧③ 息切れ、呼吸困難の有無, (根拠) 狭心症発作の代表的な症状は胸部の鈍い痛みで、胸部絞扼感や胸部圧迫感、胸部灼感などで表現される。また、肩、頸部、後頭部、歯、背中、上肢、心窩部などに狭心痛を感じることもある。(※これを放散痛という。), 症状がある場合には、自覚症状と共に、バイタルサイン、酸素飽和度などを測定し、発作の状況を観察する。, (根拠・補足) 狭心症は、発作時のみ心電図上に異常波形は所見が観察される。たとえば、労作性共振所は起床後、洗面所まで歩行した際に発作が生じても、その場でしばらく休むと次に歩き出すことに発作が生じない。これは安静時には冠動脈が収縮しているため、器質的狭窄がある場合には、さらに冠動脈内が狭くなっているため発作が生じるが、いったん運動を開始すると、冠動脈は拡張するので発作は生じない。これは他疾患との鑑別や治療方針の決定の為にも発作時は症状を観察する必要がある。, 患者自身が症状に気付けるように援助し、狭心症発作を示すデータを収集しアセスメントする。, (補足)労作性狭心症は労作や精神的興奮が誘因となる。患者の日常生活で発作の誘因となるものは何かをアセスメントする。, (補足)発作が生じた場合はニトログリセリンを服用する。舌下後1~2分で効果が発現する。医師の指示によるが、効果がない場合は4~5分間隔で3錠まで舌下投与して良い。それでも効果がない場合は、心筋梗塞の疑いがあるため、効果の有無の観察は重要となる。, (根拠)ニトログリセリンは冠動脈や末梢小動脈をを拡張させて血圧を下げ、心臓の負担を軽減し、心筋の酸素消費量を少なくする。, (根拠)患者が発作を起こした際に、正しく自分の症状を医療者に伝えられるか、不安を持っていないかを観察する。, ① 発作が起こったら活動を中止し、出来る限り早期にニトログリセリンの舌下投与をする, (補足)ニトログリセリンは血管拡張作用があるため、服用時には起立性低血圧に注意する必要がある。座るか、臥床できる場所で服用する。, ② 入院後、最初の発作に対しては、心電図の変化を確する目的で、ニトログリセリンを舌下投与する前に心電図をとる。, ① ADL援助 ・発作のコントロール後、運動負荷テスト、トレッドミル検査の結果から運動許容量が決められる。 ・発作を誘発するような労作をしないようにADLを援助する。, (根拠)安静は心臓の負担を軽減し、心筋の酸素消費量を軽減する。しかし、患者にとっては苦痛になることもある。発作が無い時には安静を守ることが難しく、過度な労作を行ってしまう事がある。, 不安定狭心症では、発作を誘発し、心筋梗塞に移行する場合もあるので、特に安静が必要になる。また、運動許容量の決定後は、発作の不安から活動が出来ない患者もいる。, (根拠) 発作時に運動負荷があると不整脈を誘発しやすい。心筋梗塞への移行を招く可能性もあるので、発作時にはまず安静保持の援助をする。, (補足) 検査、治療方針に対して不安を抱くことが無いように、患者に理解出来る方法で、オリエンテーションを行う。, (補足・根拠)睡眠不足は体力消耗につながり、さらなる不安につながる。身体が良好な状態で検査に臨むことが困難になることが無いように安眠の援助を行う。また、不安自体が睡眠不足の原因になることがあることも念頭に置いておく。, ① 狭心症発作は胸痛だけとは限らない。不快感や圧迫感であったり、部位も肩、頸部、歯、背中、上肢、心窩部、など様々な部位に症状が出現することがあるとことを説明する。 (補足) 患者が発作時の対応について正しい知識を持ち、発作時に正しい行動がとれ、過度な不安を抱くことが無いように指導していく。, ② 入院後、初回発作時や、必要時に心電図の変化の有無を確認するため、心電図を撮ることを説明する。 (補足) 患者は胸痛をすぐに出来ないことに対する恐怖を抱きやすい。すみやかに心電図をとるため、心配ない事を伝える。, ③ 発作が起こったときの対処方法を指導する。 (補足) 狭心症症状が出現した時は、まず安静にし、看護師に伝えるようにする。, ④ 薬剤でコントロールでき、けんさによって運動許容量が決定するまでは、支持された安静を守る事が発作の防止に繋がることを説明する。 (補足) 発作が起こった場合には安静にし、ニトログリセリンを舌下投与すれば発作は軽減するので慌てないようにし、ニトログリセリンを常時携帯するように説明する。, 国内最大級床数精神科病院の看護師 看護目標. -症状に関連した複数の解決策を考え、対象者に何を行うか選択してもらう, <維持期> 2.健康管理について、 行動変容できるように支援する 薬や添付文書、併用注意の薬、抗生剤やインスリンについて調べる -必要な場合には家族や職場の協力が得られるように働きかけを行う, E-P 19.皮膚、口腔内、頭皮、爪の状態。 10. 家族の生活習慣病に対する知識の有無と理解の程度 内服している薬の有無 狭心症患者の看護計画(具体策) #a 知識不足に関連した非効果的自己管理 患者の目標(成果目標) ・病状の進行防止策を生活の中に取り入れ、実践することが出来る。 # aに対する観察計画(op) (1)疾患治療対する関心や理解 ①疾患に対する患者の言動 1.生活習慣病予防の大切さを説明する -自身の健康行動不足を認め、 変容後の自分をポジティブにイメージする事を勧める -排便を促す方法を説明する(適度な運動、水分摂取、食事内容の調整、腹部マッサージなど) 関連因子:知識不足、治療計画に対する不満. 6.健康教室に参加しているか、したことがあるか(程度や頻度) 疾患を調べる -運動を行うメリットを説明する 日常生活の中で健康を増進し、疾病を予防できる知識を習得出来る -喫煙が健康に与える影響を説明する -うまく出来るという自信を持ってもらう ソーシャルサポートは活用しているか, <無関心期> 「非効的健康管理」は、疾患や健康状態の自己管理に関する教育が必要な患者に使用する。, <行動変容ステージモデルを用いる> 12.職業、作業内容 4.健康管理について、 行動変容できるように支援する 7.健康診断を積極的に受けているか 心筋梗塞と狭心症を合わせた名称である虚血性心臓疾患は、日本において3大死因の1つとなっているほど危険な病気です。, 心筋梗塞の原因は、高血圧や高コレステロール血症、肥満や高血糖などのほか、喫煙、アルコールの飲み過ぎ、ストレスなどによっても引き起こされます。, まず、心筋梗塞によって起こる症状についてご説明します。症状は主に以下の2つにまとめられます。, 心筋梗塞は、心臓を取り巻く血管(冠動脈)に動脈硬化が起こることによって血栓が形成され、それが詰って血流が低下し、心筋に必要な栄養や酸素が運ばれないことによって発生します。, 「死ぬかもしれない」と感じるほどの胸の痛みが発生します。狭心症発作と違い、15分や30分程度では治まらず、痛みはずっと続きます。, さらに呼吸困難・動悸(胸がどきどきする感じ)を伴い、苦しくて倒れたり、意識がなくなったりすることもあります。, 胸の痛みだけではなく、肩や背中・腕や首、歯にまで広がる痛みを感じることがあります。他にも、吐き気や嘔吐、末梢冷感、顔面蒼白などの症状があらわれることがあります。, 心筋梗塞の患者が搬送され、意識が回復したとしても安心することはできません。なぜなら、その後に起こる5つの合併症に注意しなければならないからです。, これらの合併症は、どのように起こり、どのような症状をあらわすのか、以下で詳しくご説明します。, 心破裂とは、心臓に穴が開いてしまう状態のことを言います。心筋梗塞により壊死した心筋の壁がもろくなり、そこに内側からの圧力が加わり損傷することによって発生します。, 突然血圧低下と呼吸困難があらわれたときには、心破裂の可能性があります。発見後手術をして助かることがありますが、突然死する場合も少なくありません。, 心破裂と同様に壊死した心筋に圧力が加わることによって起こりますが、この心室中隔穿孔の場合、心臓の外へ向かってではなく、内(右室と左室の間)に穴が開くことによって発生します。, 胸痛が起こった後に、呼吸困難感やショック様症状が見られたら心室中隔穿孔の可能性が考えられます。心室中隔穿孔は聴診器で心雑音を確認することができます。, 心筋梗塞によって壊死した部分が僧房弁を支えている乳頭筋付近である場合、その筋肉がちぎれることによって、突然血液が逆流するという症状がみられます。, 僧房弁閉鎖不全の場合、心雑音で判断することができます。心臓超音波検査で心室内を観察し、逆流しているかどうか確認することで診断を確定します。, 心筋梗塞によって周囲の心筋がもろくなることによって、心臓が風船のように膨らむことがあり、これを心室瘤と呼びます。, 左心室瘤ができると、効果的に左心室から全身へと血液を送ることができなくなるため、心機能が徐々に低下していきます。, 呼吸困難や動機・胸痛が見らえたら、心臓超音波検査や心臓CT検査、心臓カテーテル検査で診断を確定します。, 心筋梗塞によってもろくなってしまった左室心筋は動きが悪く、徐々に左室が大きくなりいびつになってしまうことによって、その他の部分の動きまで不安定になることを虚血性心筋症と言います。, 心筋梗塞を起こした患者を看護するときには、全身の循環状態の改善と、入院中・入院後の治療計画がスムーズに行われるように計画する必要があります。, ここでは、「#1心臓組織循環減少リスク状態」と「#2非効果的治療計画管理」という看護診断をもとに、立案した内容をご紹介します。, 1.心筋梗塞の経過とその程度 ・前回梗塞からの経過 ・バイタルサイン測定(血圧低下・不整脈に注意) ・呼吸困難の有無/SpO2値 ・胸痛の有無 ・意識レベル ・皮膚の湿潤/冷感/チアノーゼなど心原性ショック症状の有無, 2.心電図モニターによる24時間チェック(合併症の徴候に注意) ・冠性T波/ST上昇/異常Q波の有無 ・心室性期外収縮の有無/頻度/連発するか, 3.検査データ ≪採血≫ ・CK/CK-MB ・トロポニンT ・ミオグロビン ・GOT/GPT/LDH/CRP ・WBC/RBC/Hb/Ht/Plt ・TP/ALB ・HbA1c ・血糖 ・血中ケトン体 ・電解質バランス ≪心電図≫ ・心筋梗塞出現時 ・心臓リハビリテーション中 ・安静時 ≪心臓超音波検査≫ ≪冠動脈CT≫ ≪心臓カテーテル検査≫ ≪胸部レントゲン写真≫ ・心胸比, 4.心筋梗塞が起きた時の状況について ・徴候の有無 ・随伴症状の有無 ・胸痛などの症状の程度/性質/部位 ・前駆症状の自覚 ・持続時間/頻度 ・再梗塞に対する不安, 2.薬物投与の管理 ・モルヒネ ・血管拡張薬 ・抗不整脈薬 ・血栓溶解薬 ・利尿薬 ・ヘパリンなど, 8.心臓リハビリテーションの実施 ・運動負荷前後にバイタルサイン測定/十二誘導心電図をとる ・運動中は心電図モニター/パルスオキシメーターを装着しモニタリングする ・もし異常(STの変化など)があらわれたら中止とし、安静を促し、医師へ速やかに報告する ・リハビリテーション中は、あせらないように促す, 4.再梗塞を引き起こす危険因子の理解度 ・喫煙/飲酒 ・塩分の高い食事の過剰摂取 ・日頃の運動量 ・高脂血症/高血圧/糖尿病 ・BMI値 ・ストレス ・排便時のいきみ ・寒暖差, 2.指導を受け入れやすい環境を作る ・入院生活に合わせた指導時間の設定 ・個別指導と集団指導のどちらか選んでもらう ・ゆったりとした雰囲気で接する, 3.指導内容の理解度をチェックする ・自由に発言できるように質問する ・自分の生活スタイルにあったレベルで理解しているのか確認する, 4.励ましながら指導する ・生活スタイルを変更する辛さに共感する ・入院中に改善されている患者の行動を評価する, 心筋梗塞を起こした患者への退院指導は、今後再梗塞を起こさないための生活について理解させ、生活習慣を変化させなければならないため大切なポイントとなります。, 保健信念モデルは中範囲理論のひとつで、別名「ヘルス・ビリーフ・モデル」とも呼ばれ、予防的な保健行動をとることが望まれる患者に対して活用されています。, これらをトータル的に判断することによって、保健行動を上手くとることができるように促すことができます。以下でそれぞれ詳しくご説明します。, 健康問題から生じる脅威としては、「脆弱性(脆弱=もろくて弱いこと)」、「重大性」について患者がどのように感じ、考えているのかが重要になります。, 脆弱性とはある状態になる確率に関する信念のことをさし、重大性とはある状態やその結果の重篤さについての信念のことを言います。, 例えば心筋梗塞を起こした患者の場合、「もし再梗塞を起こしたとしたらどれくらい重篤になると考えているのか」を聞きます。その再梗塞に対する認識が高いほど、保健行動を起こしやすいと判断できます。, 「脅威を避けることによっておこる利益」とは、脆弱性や重大性を回避した行動をとることによって、メリットがあると考えることになります。, 例えば、禁煙行動をとることによって、再梗塞を起こす確率は少なくなり、結果、命の危険は少なくなると考えている場合は、保健行動を起こしやすいと言えるでしょう。, いつ・どこで・なにを・どのように行動すればよいのか、また望ましい行動を起こした後のメリットは何かについて説明すると、保健行動に対して効果的な作用をもたらすことができます。, 人は行動することが物質的・心理的にコストが高いと認知している場合、保健行動を取りにくいと考えられています。ここに問題がある場合には、元気付けたり、あらゆる支援を提供したり、誤った情報があれば訂正したりするようにしましょう。, 保健行動をとるために、準備していた段階から一歩踏み出すためのきっかけを探しましょう。, 例えば、家族から散歩に誘ってもらうことや、本をプレゼントしその中の言葉をきっかけに行動できるように促しても良いでしょう。, 例えば、段階的な目標設定を行ったり、こちらが望ましい行動を見せたりすることで、「目標達成することが楽しい」、「自分でもやれる」といった感覚を持ってもらうようにしましょう。, 心筋梗塞の症状には、突然の胸の痛みや呼吸困難・動悸だけではなく、嘔気や嘔吐、歯の痛みなども起こります。特に、15分や30分以上続く胸の痛みには注意するようにしましょう。, また、心筋梗塞を起こした患者には、心破裂・心室中隔穿孔・僧房弁閉鎖不全・左心室瘤・虚血性心筋症などの合併症に十分注意しなければなりません。, 心筋梗塞の患者の看護計画では、「心臓組織循環減少リスク状態」、「非効果的治療計画管理」の2本を柱として立案しました。, 心臓リハビリテーションや退院指導については、「保健信念モデル」を活用して、効果が期待できるような働きかけができるようにしましょう。, ●山口県在住 ●職務経験:総合病院 、看護学校の教員 ●診療科経験:小児科、循環器、内科、消化器科、眼科, DIYと野球観戦、うさぎの飼育で気晴らししながら妊活している看護師です。中でも、うさぎと暮らしていると病んだ心が癒されます。これから動物を飼おうかなという方には、おすすめです。現在、離職中ですが、主に大手の総合病院で5年、小児科の看護師として働いていました。これまでの経験と知識を活かして、少しでも皆さんのお役に立つことができればと思っております。, はたらきナースでは、看護師のための病院口コミサイトをOPENいたしました。まだまだ、病院やクリニックの口コミ数が足りません。是非、勤務経験のある病院の口コミ投稿をお願いいたします。, 愛知県| 静岡県| 長野県| 岐阜県 三重県| 新潟県| 富山県| 石川県 福井県| 山梨県, 広島県| 岡山県| 香川県| 徳島県 愛媛県| 高知県| 鳥取県| 島根県 山口県, 本サービスを含む看護師の口コミの内容、記事の内容は、看護師資格を保有した看護師の体験談が多く含まれております。体験談の性質上、内容によっては不確実な主観が含まれている場合がございます。ご理解の上、ご利用いただくとともに、「はたらきナース」の利用規約を確認ください。, 運営:株式会社peko 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-13 神田第4アメレックスビル 4F.

三菱 サーボ 原点復帰 できない, レブロン カラーステイ アイシャドウ, Sharepoint ファイルサーバ 移行, 筑前煮 レシピ プロ, 最小二乗法 エクセル 曲線, 標準データの消去 機密データの消去 違い, 神戸大学 文学部 時間割, だから 僕は音楽を辞めた Dl, レブロン カラーステイ アイシャドウ, 米粉 天ぷら 固い,